MOF(Meilleur Ouvrier de France)とは,フランス語で直訳は、"フランスの最優秀な技術を持つ職人達"。創設は1913年。第1次世界大戦での中断を乗り超え、現在まで約1世紀近く続いているこの言葉の持つ意味は、非常に重いとされている。フランスにおけるMOFの名誉は、日本で言う「人間国宝」に相当するともいわれている。洋菓子界で日本になじみがある方では、ピエール・エルメもこの賞の受賞者である。 ジャンルは、調理、パン、菓子、ワイン製造、等の料理関係だけではなく、レース(刺繍)、宝飾品、オートクチュール、ガラス加工、皮革製品、等約200種類。数年に1度コンクール形式で厳密な審査が行われている。受賞者は約7000人弱(2001年時点)。