杏仁豆腐(あんにんどうふ、きょうにんどうふ、シンレンドウフ)は、中国発祥のデザート。「きょうにん」という呼び名が、いつのまにか「あんにん」にすり替わっていき、現在では「あんにんどうふ」の呼び方が最も一般的である。
本来はアンズ類の種(杏仁(きょうにん)、中国語では「シンレン」)やアーモンドの粉から作られるが、家庭では牛乳にアーモンドエッセンスもしくはアマレットを加えて作られるようになった。普段見かける杏仁豆腐は、甘く味付けしたシロップとフルーツを合わせた、フルーツポンチかみつまめに近いものである。
固めに作ってひし形に切りシロップに浮かべるタイプと、やわらかめにつくりプリンのように食べるタイプとがある。点心で一番人気のあるデザートである。